以前からプレオーダーになっていたBarkriverknivesの各モデルですが、
狩猟を始めるにあたって、Bravo1.25だと若干の重さと取り回しの悪さが気になっていました。
そこで、新しいナイフを購入しました。
DLTトレーディングのデポジットは無駄になりましたが、今回国内の代理店を利用したことにより、
個人輸入よりも安く手に入れることができました。
※ナイフ等の刃物は、正当な理由なく携帯することが禁じられています。
銃刀法や軽犯罪法に抵触しないよう細心の注意を払い、ケガや事故につながらないよう気を付けて使用してください。
概要
商品の紹介です。
こちらは、CPM-3Vという非ステンレスの鋼材使用したブッシュクラフト向けのBushcrafter というモデルです。
全長は、21.6㎝(8.5インチ)
刃厚は4㎜(0,162インチ=4.114ミリです。)
ブレード長は、9.8㎝(3.875インチ)ということで4インチブレードの小型のモデルです。
重さは、ハンドル材によって異なりますが、ナチュラルキャンバスマイカルタは、標準的な重さです。
バリアント(モデル組み合わせ)は、ナチュラルキャンバスマイカルタに、グリーンライナー、スタンダードピンのモデルとなります。
プレオーダーしていないので、通常購入ですが、
箱にシールと×がついているので、プレオーダーされたけど、売れなかったので、DLTトレーディングで公開販売されたということのようです。
箱はBravo1.25と同じでした。
たまたま値段も同じでしたが、以前よりも価格が上昇しているようです。
正直、モザイクピンには興味がありましたが、値段も高くなるのと見た目がいかつくなるので、
スタンダードピンでライナーあり、ナチュラルキャンバスマイカルタということで、購入しました。
購入は、eナイフという販売店で購入しました。
こちらは、初回オーダー10%オフだったので、関税・送料を個人輸入で負担するよりも安く手に入れることができました。
Amazonでも販売していますので、ご興味の方はどうぞ。
利用想定
Bravo1.25では、サバイバルナイフの用途で考えており、バトニングやチョッピングを主体に考えていましたが、
Bushcrafter 3Vでは、ハンティング、シカの解体を考えています。
もちろん、バトニングもできる4㎜厚なので、全く問題ありません。
しかもBarkriverでは生涯保証なので、もし破損しても新品に交換してもらえます。
ただし、ウッドハンドルのBravo1.25での全力バトニングは、ハンドルに薪が当たり割れる可能性があります。以前から使用時にこの問題を認識しており、次回以降の購入の際には、より硬い木材かマイカルタ製を選ぶ予定でした。
Bushcrafterでは、シカの止め刺しと解体に使うので、血液が付着しても水洗いできるようにマイカルタを選びました。
やはり、木材は水濡れに弱く割れや汚れがきちんと落ちない恐れがあるので、ハンティングに使うのは向いていないと思います。
キャンバスマイカルタの独特の模様が浮き出ていてきれいです。
小指がかけられるように、ランヤードホール部分はでっぱりがあります。
スタンダードピンですが、シンプルでいいですね。
Bravo1.25との比較
ほとんど、Bravo1.25との比較でしか写真撮影をしていません。
まずはシースを含めた外観です。
上がBravo1.25です。
Bravo1.25のシースは純正ではなく、タンドラや以前のオーロラと同じBushcraftAシースです。
どちらもEEP処理していませんが、ラナパーを塗り込み、防水処理をしています。
シースを含めた大きさはほぼ同じです。
抜き身だと、サイズの大きさの違いが明確です。
また、Bushcrafterのしのぎは、刃の中心あたりですが、Bravo1.25は、1/3ほどの部分から始まっています。
また、Bushcrafterには、方位磁針のマークがついています。
刃の形状についても、ストレートなBravo1.25と違い、若干のドロップになっています。
ハンドル形状は、大きく異なります。
また、Bushcrafterはライナーありの分、中央が大きく膨らんでいます。
しかし、刃に近いほうは薄くなっており、ピンチングで持っても違和感がありません。
フェザースティックを作る際に、ハンドルが手になじむらしいので、楽しみです。
やはり、ウッドハンドルはきれいですが、以前、梅雨の時期に使用したところ、木だけ膨らみ、スケールが変わってしまいました。
また、今回ハンティングにも使用するため、水洗いできる素材から選んだので、キャンバスマイカルタにしました。
ナチュラルキャンバスマイカルタではなく、ブラウンやバーガンディもよかったのですが、
今回プレオーダーしていないので、上記のバリアントモデルは見つけられませんでした。
今後、長めの刃長が必要であれば、タンドラかオーロラハンターを購入する予定です。
(ホワイトライナーにバーガンディキャンバスマイカルタ)
Bravo1.25では、ウッドハンドルのためか角が立っており、仕上げが荒い感じがしましたが、
Bushcrafterではかなり丸く仕上げられており、手になじむような感覚を得ました。
また、今回のナチュラルキャンバスマイカルタは、徐々に日焼けしていき色が濃くなっていくらしいので、そちらも楽しみです。ゆくゆくは、ブラウンキャンバスマイカルタみたいになると嬉しいです。
Bravo1.25もそこまで重くない226グラムなので、30グラム程度しか変わりませんね。
Bravo1.25は、ニュートラルかフロントピン前後のバランスで、Bushcrafterはハンドルヘビーに感じました。
次にシースです。
去年あたりからBarkriverのシースは、形が統一されてAmbiというものが使われています。
モデルによってサイズちがいになるので、5か6がBushcrafterのシースだと思います。
ぶっちゃけデザインが良くないんだと思いますが、これはこれでアリです。
ただし、Bushcraftモデルでないと(BushcrafterやAurora)ファイヤースティールのホールがないらしく、使い勝手が悪いそうです。
どちらもラナパーで処理しましたが、Bushcraft Aシースはホットワックスを2~3回程度で、
下のAmbiについては、ラナパーを表面に塗り込んで、火で温めるの繰り返しました。
かなりの撥水性を持っているので、血がついても弾くことができると思います。
裏面はかなり違っていて、Ambiは2通りのベルトの通し方ができるので、いろんなキャリーの仕方ができますね。
ダングラー化はどっちにしろできないので、別売りのものを買うか、JREのシースにするのもいいですね。
ちなみに、切れ味については、どちらも紙をスパッと切れます。
Bravo1.25では何度かバトニングしているので、ざらつきは感じますが、Bushcrafterについては、
なんの抵抗もなく切れるので、あたりの個体だと感じました。
Barkriverはアメリカの会社なので、刃の付き方に個体差がありますので、注意が必要です。
まとめ
新しいキャンピング兼ハンティングナイフを紹介しました。
Bravo1.25では、本当の意味でもサバイバルナイフでしたが、重さや取り回しを考えるとやはりオーバースペックですし、ドロップポイントの刃先ではないので、解体用としても若干難しいと思い、
今回の万能ナイフBushcrafterを購入しました。
まだ使用していませんが、ウッドハンドルとの違いをすでに感じていて、経年変化するマイカルタ材の魅力に感じました。最近、キャンプやそのほかの活動ができていませんが、シーズンも始まりましたので、どんどん使っていきたいと思います。
また、シカ解体ができるかまたレビューしたいと思います。
シカ肉カレーが楽しみで仕方ありません(笑)
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント
ブッシュクラフターのシースに装着されているのは野良道具のファイヤースチールですか?
自分のはループが小さくて入らなかったのですがどのように入れましたか?
無理矢理押し込むとシースが裂けてしまいそうで…
個体差にもよりますが、水で濡らすと革が柔らかくなります。
また、徐々に太くなるような編み棒を入れたままにして徐々に広げると入ることもあるようです。