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登山用品におけるブランド価値について 雑記

登山

最近、登山服を購入する際、コスパと入手性を考えることとなり、ガレージブランドを避けるようになりました。

今所持しているガレージブランドは、アパレルだけを考慮すると、山と道とリッジマウンテンギアっですが、なぜ、筆者はガレージブランドを避けるようになったのかを説明したいと思います。

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ガレージブランドの魅力 3つ

ガレージブランドの魅力とは 3つ感じました。

スペック重視

最近はマスプロの大手メーカーもスペック重視な製品を出していますが、

やはり、山と道、ローカスギアやその他アメリカのガレージブランドは、恐ろしいほどのスペック(耐久性度外視)をリリースします。

そのスペックとは、主に軽さと新素材を使用していることです。

例えば、テントで有名なアライテントは、DCFを使用した超軽量テントをリリースしませんが、

ローカスギアでは、DCFを使った、ワンポールテントやドームテントを発売しています。

両者の代表的な製品で比較してみます。。

ローカスギア 公式サイトより

Djedi DCF-eVent Dome

メッシュ・ドアパネル無し ¥126,000.

 メッシュ・ドアパネル付 ¥142,000.

サイズ:長さ 230cm x 幅 130cm x 高さ 105cm

収納サイズ:長さ 34cm x 直径 14cm(テント本体)、長さ 51cm x 幅 8cm(ポール)

重量:
フロント・メッシュドアパネル無し:本体560g(スタッフサック込)、ポール380g(スタッフサック込)、合計940g
フロント・メッシュドアパネル付:本体620g(スタッフサック込)、ポール380g(スタッフサック込)、合計1kg
*メッシュドアパネル有り、無しをお選び頂けます。

ファブリック:
上部:DCF-eVent (ミスティ・グレイ)
バスタブ・フロア:DCF(グレイ)

最大収容人数:2名

  • 仕様
    • 自在開閉可能なメッシュ付きダブルドア仕様のフロント・エントランス
    • 脱着可能な支柱付き、フロント通気口
    • 裾のコーナー・タイアウト4か所(ガイライン、ラインロック装着済)、サイドパネル・タイアウト2か所、各リッジライン・タイアウト4か所
    • すべてのリッジライン・タイアウト、パネル・タイアウト用ダイニーマ・リフレクティブガイライン及びラインロック、ミニカラビナ付属
    • 外側頂点にウェビング・ループ付
    • DAC Featherlite NSL Green アルミ・ポール付属
    • 専用フットプリント付
https://locusgear.com/items/djedi-dcf-event-dome/

アライテントではエアライズ2が同等の大きさですので、比較してみます。

アライテント公式サイトより

エアライズ2 2人用(最大3人)

価格¥44,000(税込¥48,400)
重量
1550g(本体+フレーム+フライシート)
サイズ
設営時:間口130×奥行210×高さ105cm
収納時:本体30×15φcm、フレーム38cm
カラー
本体:クリーム
フライシート:オレンジ、フォレストグリーン
グランドシート・フレームスリーブ:チョコレート
素材
本体:28dnリップストップナイロン(東レ『ファリーロ』中空糸)
フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング
シート:40dnナイロンタフタPUコーティング
フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)
  • エアライズには全サイズとも「張り綱」「ペグ」「シームコート」「リペアチューブ(緊急フレーム補修用チューブ)」がセットされています。
  • エアライズの付属品(ペグ、張り綱)の重量は約220gです。
株式会社アライテント■商品ラインナップ > テント > エアライズ・シリーズ
株式会社アライテントは、テント、シェルター等を扱うアウトドア用品メーカーです。

ローカスギアに至っては、新素材を余すところなく使用しており、お値段もなかなかのものですが、

アライテントでは、伝統的な素材を使ったベーシックなテントとなっていますね。

アライテントでも、透湿性素材を使ったテントはありますので、ご興味があれば、ご覧ください。

他人と被らない

次にこれですね。

ただ、一部のガレージブランドは浸透しているので、被るということは大いにあります。

筆者も北アルプスでは、山と道のスリーを使用している人を2日間で5人以上見ました(笑)

ただ、誰も知らないようなガレージブランドであれば、他人と被ることはまずないと思います。

リセールバリュー

次はリセールバリューです。

マスプロのメーカーであれば、人気のマムートとパタゴニア以外は、あまりリセールバリューが良くない気がしますが、山と道やローカスギアは人気が高く、常に供給不足となっているため、

新品より少し安い価格であれば、買い手が付きます。

見直すきっかけになった3つの理由

ただ、筆者がガレージブランドをそこまで重視しなくなった理由を説明します。

見栄の張り合い

インスタグラムのキャンプタグのように、登山でもガレージブランドを多く使用する方が出てきました。

本当にブランドが好き、使い勝手が良い と思っている方ももちろんおられると思いますが、

若干、見栄の張り合いに思えてきたところもあります。

仲間内でスペックの良い製品を紹介するならまだしも、周りに見せつけるように高い服や道具を使用している人を見るとなんだかなぁと(笑)

特に全身〇-クテリクスやら山と道の人を見てしまうと、お金持ってる人 と思ってしまいます。

入手性の低さ

次に入手性です。

マスプロのメーカーのように、これ欲しいと思った時にはすでに販売時期ではなく、買えるのは転売か、中古ということもしばしば。

筆者は使いたいときに欲しいと思うタイプなので、かなりのデメリットです。

逆を言えば、だれもがすぐに手に入れることができないので、他人と被らないメリットを作り出すことにもつながるのですが・・。

とりあえず、試しで購入していいなって思って追加購入ができないわけですよ。

ザックとかマットはいいとして、服は替えも考えると2着は欲しいので、避けるようになった大きな理由となりました。

利便性

最後に総合的な利便性ですが、やはりマスプロのメーカーの製品はよく研究されています。

ガレージブランドは、創業者の意向が強く反映される製品が多めですが、マスプロのメーカーは、

きちんと登山家、ガイドなどにレビューを依頼したうえで製品開発を行っています。

そのため、仕様検討には耐久性と軽量性を両立できるようなバランスの良い設計を行っていると感じました。

特に強く感じたのが、UL系ザックとアルパインザックの違いです。

UL系では外付けを前提として内部の作りですが、アルパインザックは、クライマーのためのザックですので、外付けは一部のガチャ(スリングやカム、ヌンチャクなど)とロープだけというシンプルな構造です。

どちらがより険しい道を安全に通り抜けられるかは明白です。

筆者は実際にザイテングラートを超える際に、ザックのメッシュをひっかけており、一歩間違えれば危険であったことも考えられ、アルパインザックであれば、荷物が引っかかる可能性は少なく、やはりマスプロメーカーの設計思想は侮れないと思いました。

※単純に筆者の技量不足もありますが、技量不足を補うのも道具の有用性の一つかと思います。

今後どうするのか

今後、筆者は購入したガレージブランドの服に関しては、寿命が来てしまうまでは使用しますが、

次の買い替え候補はすべてマスプロのメーカーを選択予定です。

今所持している山と道のLight-5ポケットショートパンツ(実はロングも持っています。)は、パタゴニアのバギーズパンツなどに置き換えを考えています。

まとめ

ガレージブランドもよく考えられている製品もあり、実際に重宝しているものもありますが、

服だけは、普段使いも考えて替えをもっておきたいので、ガレージブランドは止めます。

今後山と道は止めて、ほかのメーカーのものに代替品を探していきます。

参考記事:【レビュー】山と道 MINI2 グレー 

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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