10月7日から9日まで、上高地発 涸沢経由で奥穂高岳登頂の山行を計画しました。
旅程
まず、大阪から奈良の友人を迎えに22時半ごろに奈良を出発し、翌4時ごろにさわんどバスターミナルへ到着し、バスチケットの販売まで仮眠をとることに。
この時点で、21時から4時までの8時間行動していることに。
上高地バスターミナルへは、6時発バスにて6時半到着。
YAMAPアプリを起動して、コースタイムを計測しました。
(途中、計測の一時停止や再開忘れにより、ザイテングラートから穂高岳山荘までは記録できていません。)
上高地から横間大橋まで
梓川左岸を道なりに進みました。
北方向を見て、右手側、右横に五千尺ホテルを通過するコースです。
途中、ガスが山を覆っていたのが残念ですが、撮影して2時間半で横尾大橋に到着しました。
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途中、紅葉が真っ只中ということもあり、カエデの写真などを取っていました。
![](https://chamadara.com/wp-content/uploads/2021/10/337A0475-1024x683.jpg)
涸沢ヒュッテ到着
本谷橋を越えてからのコースが長く感じました。
コース的には6キロですが、それまでの道のりと所要時間は変わりませんので、
どれだけ登るか想像していただければと思います。
本谷橋からは、道が険しくなりますので登山靴が必須です。
なんとか涸沢ヒュッテにつきました。
9時ごろに横尾大橋を出発し、11時40分に涸沢ヒュッテ到着となっています。
ただ、途中のSガレまでが非常に長く感じました。
また、涸沢ヒュッテの吹き流しが見えてからもまだまだ登り坂が続きますので、焦りは禁物です。
涸沢ヒュッテは標高2310mとなります。
![](https://chamadara.com/wp-content/uploads/2021/10/337A0542-1024x683.jpg)
テント設営
今回、UL装備で行きましたのでテントはタープです。
Zpacksのヘキサミッドタープです。重さは、なんと230グラムです。
ただし、涸沢テント場では使わない方がいいです。
理由はまとめの章で詳細説明します。
とりあえず、昨日21時から寝ていないので、14時ごろまで仮眠をしました。
15時からテント受付し、夜19時には就寝し、明日6時ごろからザイテングラートを目指します。
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そして日が暮れる
そして山の夕暮れが訪れ、テントの明かりだけになりました。
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そして朝
昨晩は、風が強くタープの固定も甘かったため(ペグが打てない)、
タープが倒れており、完全にビバーク状態での睡眠となりました。
ただ、オクトスのシュラフカバーをかけていたため、低体温にならずに済みました。
今回の保温着は、マイクロパフフーディとスペリオダウンと―1度対応のキルトシュラフでした。
最低温度はかなり低かったと思いますが、ほとんどシュラフは結露していませんでした。
![](https://chamadara.com/wp-content/uploads/2021/10/337A0550-1024x683.jpg)
きれいなモルゲンロートとはいかず
夜が明け5時44分ごろにモルゲンロートとなりました。
ただし、山頂には濃いガスがかかり、山麓の中央部分が茜色に染まっていました。
本来は、山体全体が赤くなるのがモルゲンロートとなります、若干天気に恵まれず、
朝の身支度をしました。
![](https://chamadara.com/wp-content/uploads/2021/10/337A0565-1024x683.jpg)
まとめ
今回、初の北アルプステント泊でしたが、徹夜行動を含めてもきちんと歩ききることができました。
ただ、唯一準備不足だったのは、タープをテントに選択したことです。
ここ涸沢はペグが利かない岩稜帯のテント場なので、自立式のテントを選択すべきです。
次回来るときは、自立式のテントを用意して十分に睡眠ができるように準備したいと思います。
また、今回は、本格的な登山ですので(ヘルメット着用奨励山域)
山岳保険には入りましょう。
また、登山計画は、長野県では電子申請が可能なので、届け出をお願いします。
登山計画書の届け出
登山計画書を届出しましょう/長野県
以上、2日目に続きます。
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