2日目は、朝7時出発にてザイテングラート経由の奥穂高岳を目指します。
涸沢小屋を経由してザイテングラートへ
テント場から、涸沢小屋へ向かい、涸沢小屋のトイレ横から奥穂高岳までの道を上ります。
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遠くなる涸沢のテント場。
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昨日とは売って違い晴天でした。
涸沢槍がきれいに見えています。
左端の鞍部が穂高岳山荘です。
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核心のザイテングラートへ
涸沢小屋をすぎナナカマドの群落を過ぎると、ザイテングラートへ向かう石の道が現れます。
テント場から直接ザイテングラートへ目指すパノラマコースとの合流点もあります。
ザイテングラートへ取りつきます。
マーキングもされているので、道間違いは発生しませんが、
三点支持が必須の危険なルートとなります。
ザイテングラートへ取りついた登山者をパシャリ・・
急峻な岩稜帯と見えますが、実際に歩きますと足の置き場もありますので、着実に進むことができます。
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上を見上げると岩の穂高連峰が見えます。
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どんどん小さくなるテント場・・・
もはや自分のテントがゴマ粒になっています。
ザイテングラートの半分の開けた部分での撮影ですが、涸沢からかなり上っていますね。
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ついに穂高岳山荘が見える
最後にザイテングラートからゆっくりとした登り坂になり、ここまでくれば
危険な部分はありません。
気を付けて穂高岳山荘を目指しましょう。
ついに、穂高岳山荘につきました。
標高2,996メートル、白出のコルにあります。
穂高岳山荘では、水場が有料となります。(1リットル200円)
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穂高岳山荘前の広場から涸沢を望む遥か彼方に涸沢テント場が見えます。
すでに体力の限界だったので、奥穂高岳へは登らず穂高岳山荘前で休息しました。
友人は、奥穂高岳まで登りに行っていましたが。。
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そして下山
そして、ザイテングラートを超え、涸沢テント場を後にします。
12時40分ごろに涸沢ヒュッテを出発し、横尾山荘には15時ごろ到着しました。
明日は帰宅するので、上高地で過ごす最終日です。
横尾山荘前のテント場にてゆっくりします。
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夕暮れ時の横間大橋から穂高連峰を見て、感慨に浸ります。
星空撮影に挑戦
今回、初めての星空撮影に挑戦しました。
この日の夜はかなり好条件でしたので、ほかの登山客も星空撮影をしていました。
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手持ちなので、ブレていますが、天の川をきっちりととらえられています。
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ここまできれいな星空は見たことがなかったので、感動しました。
その日は疲れもあるため、すぐに就寝しました。
最終日
最終日の朝を迎えました。
穂高が茜色に染まっていますね。
この日の朝、涸沢はきれいなモルゲンロートだったでしょうね。残念です。
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ついに、徳澤園まで帰りました。
ソフトクリームを食べて、体温が下がったので早めに進みます。
道中、サルの群れに出会いました。
野生のサルは狂暴ですので、できるだけ刺激しないように撮影・通過しました。
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ついに河童橋に
河童橋から、焼岳が見えました。
やっとここまで帰ってきました。
6時42分に横尾出発し、9時30分ごろに河童橋到着しました。
これで9時45分発の上高地~さわんどバスターミナル行きに乗れます。
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まとめ
2日目は、ザイテングラートの核心を超え、奥穂高岳を目指しましたが、体力が尽きて
穂高岳山荘で停滞し、撤退しました。
2日目夜に関しては、高原キャンプといった快適な夜を過ごせました。
今回、反省点としては、1日目のタープでのビバーク状態と、パッキングが安定しないことでした。
パッキングについては、シュラフ他ダウン製品、着替え、クッカーその他を3つに分けて収納していましたが、レインウェアがかさばるのもあり(モンベルのレインダンサーの上下)、かなり容量を圧迫していました。
また、食料に関しても3食分ほど余っていました。
今後は、行動食を減らす、よりコンパクトになるものを選ぶなど、改善をしていきたいと思います。
特にシュラフをZpacksのDCFのロールサックに入れると、だんだん空気が入ってきて膨らむことがわかりました。次回は、シートゥーサミットのevent のスタッフサックに収納することにします。
今回の山行は改善点が多く見つかりましたので、次回に活かしたいと思います。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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