今回、北アルプスでの山行時に、結露対策として購入しました。
先に結論だけいうと、かなりの戦力として活躍しました。
シュラフカバーの必要性
シュラフカバーが必要な場合とは、テント内が結露しシュラフの中綿=ダウンが濡れてロフトがなくなる場合です。
特に、冬場のテントの中の空気とシュラフの温度によって、シュラフ外側に発生する結露によって、
シュラフがだんだんと濡れることがあります。
そのため、シュラフカバーに用いられる素材は、透湿性にとんだゴアテックスや類似素材が多く使われています。
ナンガのオーロラテックスを使用したシュラフについては、オーロラテックス自体が防水透湿性を持っているため、シュラフカバー不要とうたっている製品もあります。
ただし、シュラフカバーが存在することで、シュラフの外側にも布があるため、保温には有利に働きます。
概要
公式サイトよりスペックを引用します。
【素 材】
上面(マスタード部分) / 15dn透湿防水マイクロリップストップナイロン
背面(ネイビー部分) / 40dnナイロン透湿防水ポリウレタンコーティング(頭部/背面部/底部)■上面(2レイヤー)
耐水圧 / 1,000mm
透湿度 / 8,000/m2/24h■背面(2.5レイヤー)
耐水圧 / 10,000mm
透湿度 / 5,000/m2/24h【サイズ】
全長202cm×肩口幅83cm×底部幅53cm
ファスナー開口部 / 148cm【収納サイズ】
縦17×横11×マチ5cm
【重 量】
本体 / 約260g
収納袋 / 約8g【カラー】
マスタード×ネイビー【生産国】
日本オクトス公式サイトより
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実測の重量は、スタッフサックこみで278グラムでした。
ただ、特筆すべきは、値段と軽さです。
普通ゴアテックス製だと20000円前後します。
高級品なのと、重量が400グラムを超えています。
このシュラフカバーは、上面と下面で異なる素材が使用されており、単体での使用もできないことないのではと思います。
実際に夏場での使用を検討したいと思います。
今回のアルプスでは
今回のアルプスでは、キルトシュラフでも問題なく使用できました。
また、ジッパーが右側ほぼ全面についているので、シュラフをかぶせるのが非常に楽でした。
防風性についても、ときおり突風が吹きましたが、冷えを感じることはありませんでした。
足元のマットに若干の結露が見られましたが、シュラフ自体はそこまで濡れていませんでした。
まとめ
軽量かつコストパフォーマンスの良いシュラフカバーを導入しました。
キャンプでの使用等をこれからもレビューしていきたいと思います。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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