著者はあまり浄水器使用しての地下水補給をしたことがないのですが、
川の水を飲む場合には、細菌感染が怖いですよね。
そんなときのための装備を用意しました。
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概要
ウォーターボトルと浄水器を合体させたものです。
ウォーターボトルは、ハイドラパック シーカー2L
浄水器は、カタダイン BeFree! です。
実際の使用用途
単純に水の持ち運びだけでなく、現地の水場での補給を考えた場合、
浄水機能がないと、腹痛や体調不良の原因になるため、
それらのリスクを避けるためです。
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実際に2リットルの容量があるため、日帰り山行では十分すぎる容量かと思います。
ハイドラパックほか、ソフトフラスクの宿命という、ゴム臭さについては、
初回使用時は、ほんとうに臭くて飲めたものでないレベルなので、注意が必要です。
筆者は、重曹水を薄めたものを充填し、消臭を図りましたが、いまだに取れず難儀しています。
ただ、ナルゲンなどと違い、柔らかい素材ですので、使用後に折りたたむことができるのが、メリットです。
兼用のメリット
なんといっても、複数のギアをひとつにまとめられるのが最大のメリットです。
おそらく競合になるソーヤーミニとの違いは2つあります。
まず、ソーヤーミニの浄水速度はカタダインと比べて雲泥の差です。
カタダインは、もはや浄水してるのか不安になるレベルですね。
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この繊維がいっぱいつまっているのが、浄水部分です。
家庭の蛇口につけるタイプの浄水器の中身と似たようなものです。
この浄水器は、1700リットルを浄水できます。
もし汚れたとしてもきれいな流水ですすぐだけで、能力が復活するそうです。
ただ、かなり汚れた泥水のようなところでの使用は想定されていないのではと思います。
泥がすぐ詰まりそうな感じがします。
ほかの浄水器と比較してみると、よく上がるのは、ソーヤーミニですね。
ソーヤーミニのほうは、かなりゆっくりのスピードのようです。
また、ソーヤーミニだと泥水レベルの浄水もできそうな気がします。(筆者の個人的感想)
また、ソーヤーミニを装着した場合、おさまりが悪くなりますが、
カタダインとシーカーの組み合わせはもはや純正かのようなおさまりとなっています。
カタダイン BeFree!のボトルつきのソフトフラスクを製造しているのは、ハイドラパックだそうで、きちんとハマるのにも納得ですね。
浄水機能については、おそらく細菌や有機性の汚染は対応できると思いますが、
重金属・放射性物質等には対応できていないと思います。
これらを除去するのであれば、吸着性のカラムが必要なので、大規模プラントのような設備が必要です。
あくまでも、浄水器の使用は、湧水や地下水、水がきれいな河川等の水を飲用する際に限定すべきかと思います。
残念なポイント
兼用・おさまりの良さが魅力ですが、デメリットほどではないですが、
残念なポイントもあります。
それは、重量です。
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実測値を計量すると、100グラムを超えています。
これはかなりの重さになっています。
サーマレストのエアーマットの半分ほどですね。
参考記事UL装備への道 サーマレスト ウーバーライト S 【レビュー】
まとめ
今回、浄水器とウォーターボトルを紹介しました。
2Lもあれば、ほとんどの山行では不足することはないでしょう。
緊急事態宣言により外出自粛のため、レビューに関しては近場の地下水を組む際にレビューをしたいと思います。
ソフトフラスクで2リットルなので、耐久性が気になる方もおられると思いますので、
何回か使用したあとにまとめのレビューをしたいと思います。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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