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【レビュー】登山ザック マムート トリオンノードワンド38

ザック(登山)

38リットルのザック、トリオンノードワンドをレビューします。

さすがマムートといった作りですので、クライミングや沢登りに最適かと思います。

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概要

まずは概要です。

いつも通り公式サイトから引用します。

価格は、公式サイトでは税込み24,200円です。

MAMMUT 公式サイトより

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Trion Nordwand 38(2520-03841)|MOUNTAINEERING(マウンテニアリング)|men(メンズ)|160年の歴史を持つスイスのアウトドアブランド、MAMMUT- マムート - 公式オンラインサイトです。ロープ作りを原点にした素材へのこだわりが生む機能性と、アルプスとアスリートに向き合い生...

トップアスリートが設計したトップアスリートのためのバックパック,Trion Nordwand 38。この多用途かつ丈夫なバックパックは本当に軽量で背負い心地が抜群。軽量であることと背負
い心地のよさが重要であることを唱えたのは,ダニ・アーノルドとニコ・ホジャック,ステファン・ジーグリスト。当社トップアスリートのノウハウが開発にしっかりと生かされたバッ
クパックです。トップアスリートのために作られたバックパック,Trion Nordwand 28。
• 縫製パターン: Basic
• 背面システム: CONTACT V FrameTM
• コレクション: Eiger Extreme
• レインカバー: いいえ
• 重量: 960 g
特徴
• 内側にMAMMUT CONNECT付き
• 快適さと完璧なフィット感を生む伸縮性のあるチェストストラップ
• ショルダーストラップに大きなメッシュポケット
• 内および外ポケットが付いた高さ調節可能なフラップ
• ロールトップクロージャー
• 撥水性のジッパー式外ポケット
• 補強されたサイドのスキーアタッチメント
• 極めて安定性の高いピッケルキャリング2つ
• ポールキャリア
• ハイドレーション システム対応
• フラップの下にロープ固定用ストラップ
• サイドとフロントに引っ張れる取り外し可能なコンプレッションストラップ
• 前に引くタイプのヒップベルト調節
アナトミカルシェイプの着心地の良さ,ソフトなパッド入りヒップ,ショルダー ストラップ

Amazonでも取り扱いがあります。

製造はタグを見る限り、ベトナム製となっています。

実物をさわってみて

ちなみに、さらに針金状のフレームを取り外すことができます。

チェストベルトは、まさかのバンジーコードになっています。

かなり薄めですが、肩にしっかりと密着します。

かなり攻めていますね、トレランザックのようだとおもいました。

また、ショルダーパッドには、ペットボトルホルダーも最初からついています。

ショルダーパッドは、この容量のザックから考えられないくらい、薄いです。

一部分はメッシュになっていますし。(笑)

ここまでくるとかなり尖ったザックですね。

背面にはアックスを収納できるベルクロテープありますので、冬季も問題なくこなせます。

ただし、見た目よりもモノが入らない気がします。

ロールトップ式で、なおかつ両側をセンターで止めるので、端のほうまで荷物を入れることができません。

ザックの中には仕切り等がない、1気室のザックとなります。

地味にハイドレーション対応していて、本当によくできています。

ハイドレーション用のベルトの下には、フレーム取り外し用のベルクロテープが存在しています。

ここから、フレームを取り出すことができます。

ノードワンドの特徴

さらに特徴的な部分を紹介していきます。

特徴1 防水性

このザックは、なんといっても、雨蓋があるにもかかわらず、ロールトップ式になっています。

このおかげで、沢登りにも最適な設計となっています。

ザックカバーもパックライナーも必要ないので、かなり軽量化に特化した作りになっています。

特徴2 フレームありでこの重さ

MOTION Vフレームというフレームが内蔵されているにもかかわらず、1キロを切るザックです。

フレームがあるが故の安定感は、ほかの軽量性をうたったザックとは比べものになりません。

特徴3 雨蓋の取り外し可能

実は雨蓋が外れます。

ただ雨蓋の作りが予想以上に?で 上の方まで荷物を入れてしまうと、

ロールトップが閉まらなくなるので、ここら辺は限界値をよく見極めておく必要がありそうです。

雨蓋には、ショルダーパッド側に一つと、雨蓋の裏側にメッシュポケット1つがあり、

薄いものや小さいものは収納できるようになっています。

特徴4 ギアループあり

アイガーエクストリームシリーズに入っているため、クライミングザックとしての機能性も抜群です。

ヒップベルト部分にガチャやカラビナを吊り下げるギアループありますので、スリングやカラビナ、カムなどを取り付けできます。

その代わり、ヒップベルトにはポケットの類はないため、小物収納はできなくなっています。

実際のパッキング例

私は、このザックでULテント泊を検討していて、荷物を一通り入れてみました。

下記 入れてみたものです。

  • シュラフ カモシカスポーツオリジナルシュラフ UDD320
  • モンベル スペリオダウンパンツ
  • パタゴニア マイクロパフフーディ
  • 着替え 山と道 メリノプルオーバー、モンベル メリノタイツ
  • クッカー エバニュー チタンパスタもクッカーS
  • 食料 ワンダーラストエクイップメント ワイドスタッフサック
  • テント Zpacks ヘキサミッドタープ
  • シュラフカバー オクトス 高耐久透湿シュラフカバー
  • エマージェンシーキット リッジマウンテンギアのトラベルポーチ
  • ヘッドライト ペツル アクティックコア
  • レインウェア レインダンサー上下
  • グローブ モンベル トレッキンググローブ
  • 外付け レキ シェルパライトXTG
  • 外付け Zライトソル

ただ雨蓋の取り付けはできなくなるので、Zライトソルはサイドにつけたほうが良いかもしれません。

雨蓋は一本締めのベルトで止められます。

雨蓋の固定と、ロールトップを止めるベルトは排他仕様なので、どちらかしか止めることはできません。

カメラ機材を入れなければ、まったく問題なくUL装備であればテント泊も可能です。

中身はこの通り、かなり上の方まで来ているので、ギリギリといった感じです。

防水性の高いザックですが、念のため、ポリ袋をパックライナーとして入れています。

レビューまとめ

今回、かなり尖ったMAMMUTのザックを紹介しました。

ただ、このザックでもわかった通り、テント泊装備+カメラを収納するには、最低でも45リットル程度は必要ということがわかりました。

前回紹介した28リットルのブリッツは、見た目のわりにかなり入るザックということもわかりましたし、ブリッツが万能ザックとして活躍しそうな気がしていて、ワクワクしています。

前回記事:ザックレビュー ブラックダイヤモンド ブリッツ28

前々回記事:ザックレビュー ブラックダイヤモンド トレイルブリッツ12

ザックは本当に難しい買い物です。

試着程度では、重さがかかった状態での長時間歩行は経験できませんし、

山域や気候によっても荷物の変化があるので、すぐにピッタリのものが見つかるとは限りません。

ただ、使っていくうち、出会ううちに最高の相棒になっていくことも確かです。

以上、皆様のご参考になりましたら、幸いです。

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