今回UL化への三種の神器ともいえる、シュラフを新調しました。
アメリカのEnlightened Equipment のキルトシュラフを選択しました。
残すは、あと一つテントですが、すでに手元にありますので、
少々お待ちください。
特徴
日本では特定のお店でしか取り扱いがないEnlightened Equipment のキルトタイプを選びました。
キルトタイプは、通常のシュラフと異なり、背中には生地がなく、
マットが直接背中に当たるようになっています。
掛け布団のようなイメージです。
さらに、首元と足元には、ドローコードがあり、足元だけの開放や
首元からの冷気の侵入を防ぐ工夫もされています。
このため、ダウン量を上面に集中させることができ、軽量化につながっています。
また、マットとシュラフを固定するバンドが装着されており、
エアーマットと固定できるため、寝相の悪い方にありがちなマットがずれるということもありません。
このEnlightened Equipment では、シュラフ付属品として、固定バンドとマットを挟み込むバンドが
ついてきますので、特に付属品を購入しなくても、すぐに使えるところもいいですね。
カスタマイズできる項目
様々なカスタマイズが可能です。
おそらく、ここまでカスタマイズできるのが一番の特徴かと思います。
1.ダウンFP 850 or 950
2. 温度スペック F°表示で50F~0Fまで 10℃~-17℃までの 6種類
3.長さ Length
XShort → 152㎝以下
Short → 152~168㎝
Regular → 168㎝~183㎝
Long →183㎝~198㎝
XLong →198㎝~213㎝
4.幅 Wdith
Slim ・Regular・Wide ・XWide
5.ドラフトカラー(襟元の防寒用のチューブ追加)
6.表地選択
19色から選択
7.裏地
15色から選択
今回選択したカスタマイズ
今回のカスタマイズは、
950FP 温度帯 30F レギュラーサイズ(長さ・幅ともに) ドラフトカラーなし
Graphite 7D を選択しました。
重さについては、カートに入れる際は、概算の重量となっており、
完成後のカードに重量(オンス)が記載されます。
16.80オンスは、約476グラムとなります。
-1度までの対応シュラフとしては、かなり軽量ではないでしょうか。
利便性+アルファ
ここまでは、通常のキルトシュラフとして説明していましたが、足元のジッパーを
開けると、ダウンブランケットに変身します。
このジッパーを開けると、
一枚のブランケット状となります。
例えば、肩が寒いときや夜中星空を見に行く際に羽織るなど、
便利な使い方ができますね
イマイチな点
軽量化を主眼に置いているため、ジッパーが小さく、生地を噛みました。
7Dの場合、特に穴が開くリスクもありますので、ジッパー操作は慎重に行いましょう。
また、一部モデルを除いて個人輸入しなければなりませんので、
そういった手間が面倒といった方には、オススメができないかもしれません。
ただし、個人輸入の手間は特にかかりません。
また、輸入時の税関で止められるような代物でもないため、輸入自体はいたってスムーズでした。
軽量効果
以前は、カモシカスポーツのナンガシュラフを UDD320を使用していましたが、
重量約620グラム → 476グラムということで、150グラムの軽量化につながりました。
また、UDD320は、スリーシーズンの使用温度4℃~8℃だったので、スペックもアップできました。
まとめ
軽量かつ高機能なシュラフをお求めの方、
自分でカラーリングを決めたい方、細かいスペックにこだわる方にオススメします。
また、今のところ、ほとんど他人と被らない可能性大なので、
レアアイテム好きな方には、オススメできます。
自分だけのシュラフとするには、個人輸入しかないため、入手難易度は高いと思います。
以前使用のシュラフ
ギヤ紹介⑧ 「カモシカスポーツ ナンガシュラフ UDD320 」
参考記事
UL装備への道 サーマレスト ウーバーライト S 【レビュー】
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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