以前、こちらの記事UL化検討 装備見直し クッカー編で検討していたギア チタンカップ760を
購入しました。
Amazonでは、在庫が途切れ途切れになっており、在庫があるタイミングになかなか出会わず、
いまだ未入手でした。
先日、ついに手に入れることができました。
今まで使っていたクッカー【レビュー】オールインワンクッカー? エバニュー パスタもチタンクッカーS
こちらは、2022年からモデル名が変更になったようです。Ti Pasta pot 750 品番ECA547 だそうです。
チタン カップ760FD REDの概要
EVERNEW公式サイトより
品番: EBY270R 価格: 3,850 円(税込) 海外ユーザーの「大きなマグが欲しい」という要望をもとに生まれた製品。
色々な用途に対応。
サイズ:径9.9×高さ11cm / 容量760ml
素材:チタニウム(取っ手部シリコンチューブ付き)
質量:69gエバニュー公式オンラインショップ / エラー
蓋がないので、通常の蓋付きのクッカーよりも沸騰に時間がかかりそうですが、
後述する通り、ジャストフィットの蓋が他社から販売されているので、そちらを使う予定です。
EVERNEWのクッカーによくあるタイベック製のクッカーケースは付属しないので、注意が必要です。
こんな感じのポリ袋に包まれて送られてきました。
また、値段もチタン製にしては良心的ですが、蓋とケースがないのを考えると値段相応かとも思います。
良い点
700mlを超える容量で、70グラムを切っている(公式スペック)は、他製品とは一線を画します。
やはり、軽さは正義です。
悪い点
蓋が付属しないことが最大のデメリットです。
単体では、税込み3,850円ですが、TOAKSのリッドLD95税込み1,240円と合わせて、合計5,090円とチタンパスタもクッカーSと同じ程度の値段となります。
TOAKSのリッドは、カタログ値は14グラムです。(チタンカップ760FDと合わせて83グラムとなります。)
チタンパスタもクッカーSは、ケースつき(11グラム)で95グラムとのことです。
スペック上の重さは、ほとんど誤差の範囲内に収まりそうですね。
後は、好みの問題化と思いますが、後述で比較しています。
実際のところ
各部の画像です。
まずは、俯瞰からの直径です。約9.9㎝でカタログ値通りです。
板厚もかなり薄く、EVERNEWのチタンシリーズとおそらく同じような厚さです。
高さは、11センチと公式ではなっていますが、おそらく、内寸のことだと思います。
一応メモリはついていますが、おそらくかなりアバウトだと思います。
また、ハンドル位置は、かなり高めなので重心が上の方になっており、安定性は悪いです。
ただ、ぶっ飛んだ仕様による恩恵はすべて軽量化に向けられているので、760ml容量のクッカーにしては、69グラムというめちゃ軽になっています。
実測は、70グラムでした。誤差+1グラムとなって残念です(笑)
チタンパスタもクッカーSとの比較
外観
チタンパスタもクッカーSとほぼ同等のサイズですが、チタンパスタもクッカーSは、注ぎ口があるのに対し、こちらはありません。
ただ、直径は、760FDのほうがほんの少し大きいです。
ですので、それに従って、10mlだけ容量が大きくなっています。
めちゃくちゃ似ていますが、ハンドル形状と注ぎ口で判別できます。
760FDはチタンカップという名前の通り、本当に寸胴に取っ手が付いただけの割り切った仕様です。
また、チタンパスタもクッカーSはハンドルが下部まで長いので、バーナーの熱が伝わってしまい、熱くなりますが、760FDは、そこから6㎝~7㎝離れているので、熱くならないことを期待します。
蓋は互換性がないので、注意が必要です。
重量比較
重量ですが、蓋つきと蓋なしなので、蓋ありの状態で計測します。
まずは、チタンパスタもクッカーSです。
実測値92グラムです。
700mlを超えるクッカーでは軽量といえます。
次に、TOAKSのリッドを装着したうえでの、チタンカップ760FDを計測します。
実測値87グラムです。
本当に若干の軽量化になりました。
スタッキング比較
また、ハンドル位置が上なので、スタッキングするコジーと干渉しません。
手持ちのジップロックスクリューロック473mlのコジーとのスタッキングをしてみました。
若干浮きますね。
ジップロックスクリューロック473mlは、くびれがあるので、ここで引っかかってしまうみたいです。
ジップロックスクリューロック473mlとシンデレラフィットは、Ti570Cupです。
美しいですね。日帰り程度であれば、こちらで問題はないと思います。(ザポッド装着時です。)
チタンパスタもクッカーSだとハンドルと干渉して、こんな感じになります。
ここからは、補足ですが、Tiフーボーのプラ容器を使用した場合は以下のようになります。
こちらは、純正にも採用されている通り、400FDと760FDをスタッキングした状態で、ジャストフィットします。
このようにクッカー2つとコジー1つでぴったりです。
内容物は、BRSバーナーとBicミニライター、カラカト、ウィルドゥのカップ、110缶残8割程度のもので、合わせて400グラムを切っています。
また、最初の画像の通り、チタンパスタもクッカーSとチタンカップ760FDは蓋の互換性がないので、注意が必要です。
蓋はTOAKS 95mmがジャストフィット
いろいろな情報を漁った結果、TOAKSのリッド95mmがジャストフィットとのことでしたので、
さっそく注文しました。
一応、重量計測しておきます。
EVERNEWの400FDの蓋にもなるマルチディッシュもサイズ的にはいけますが、蓋の取っ手がないので、使いにくいです。
チタンパスタもクッカーSとの違いは、パスタの湯切りができるとのことですが、TOAKSのリッドにも穴が開いているので、頑張ればできそうですね。
ただ、登山時にパスタで水切りが必要なメニューは、手間と環境保護の面からオススメ出来ません。
まとめ
ついにスタッキングもできるULを極めたクッカーを手に入れることができました。
もうクッカー沼からは、解放されそうです。
軽くて、安くてシンプルなものをお探しの方は、チタンカップ760FDをオススメします。
また、パスタの湯切りもしたいという方は、チタンパスタもクッカーS(現Ti Pasta Pot750)をオススメします。
また、EVERNEWのクッカー類は、転売ヤーの餌食になりやすいので、在庫があるうちに買っておくと幸せになると思います。
意外と時間がかかりましたが、ジェットボイルに手を出すまではこれで満足できそうです。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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