2016年にインテルi7-6700KでZ170 のチップセット ASUSマザーから、
Ryzen5 3600 に乗り換えるため、自作PCを作成しました。
ド初心者ではないので、パーツ選定はうまくできましたが、やはりmini-ITXはかなり組みにくかったですね。
初心者の方がmini-ITXで組む際のコツやこうしたほうがいいよというティップスも含めて紹介いたします。
今回選んだパーツ
今回選んだ、パーツですが
品番 | メーカー | 概算価格 | |
マザーボード | ROG STRIX B550-I GAMING | ASUS | /26000 |
ケース | Ncase M1 black | Ncase | /24000 |
CPU | Ryzen 5 3600 | AMD | /26000 |
グラボ | ROG-OG8-1070GTX | ASUS | – |
メモリ | Corsair VENGENCE 2666x16GB | Corsai | – |
CPUクーラー | Noctua D9L | Nocuta | /8000 |
SSD | Western Digital M.2-2280 SN750 | Western Digital | /10000 |
PSU | Corsair SF600 | Corsair | /14000 |
その他 | ケースファン Noctua 92mmX15mm | Nocuta | /3000 |
ケースファン Noctua 120mmX15mm 2台 | Nocuta | /6000 | |
キーボード | HHKB Professional HYBRID type S | PFU | /35200 |
マウス | Kensington Expert Mouse | Kensington | /9000 |
あとは、付属の無線アンテナの代わりにアマゾンの1000円しないアンテナを付けました。
なんとなくで組みましたが、かなりのお金がかかっています(笑)
こんなはずじゃなかったんですが。
なお、グラボはちょうど品薄状態にもなったのと、そこまでゲームをしないので、
旧PCから引き続き利用しています。
ただ、旧PCのcorei7-6700 よりもマルチ性能が格段に上がったので、普段の作業ではストレスは
ありません。
もし可能であれば、メモリをより大容量にするのと今現在M.2SSD を1枚にしていますが、
SATAケーブルの取り回しなどが鬱陶しいので、増設も考えています。
組み立てに苦労あり
コンパクトさを求めて、mini-ITXにしましたが、
組み立ての順序や導線の確保に苦労しました。
特に電源とマザーボードのケースへの取り付け順序や
ほぼフルサイズのグラボだったため、フロントI/Oポートのケーブルとの取り回しがきつく、
何度もやり直しました。
私が考えるよい組み立て順序ですが、フルサイズグラボ(300mm前後)は素直にやめておいたほうがいいです。
ほんとうにギリギリのサイズで取り外しにも苦労しました。
ショートサイズ基板を選ぶか、NR200Pのように縦置きができるものを選んだほうが、圧倒的に組み立ては楽です。
また、Ncase自体が取説などが付属していないので、どのネジを使えばよいかなども一切説明がありません。
そして、私が勘違いしていたのですが、ケースのフレームは外れません。
外れるの、両側サイドの上側だけです。
ボトムは外れませんし、フロント側のフレームも外れないので、グラボを入れるのに苦労しました。
かなり組み立て難易度は高いです。
また、マザーボードとケースの配線ですが、いったん、マザーボードに中継用の配線をしてから、
ケースの配線と結合したほうが、楽でした。
ケースの配線では、オーディオジャックやフロントI/OのHDDアクセスランプなどです。
別売りの中継ケーブルで接続したほうが、狭い空間に手を入れなくて済みます。
思わぬトラブル
そんなこんなで組みあがり、きちんとBIOSも動いていたのですが、
付属のドライバーディスクを読み込みASUSの出しているユーティリティツールがバグり、
ブルースクリーンとなりました(笑)
おそらく、以前のPCのHDDで起動したため、ドライバー関連がおかしくなった模様です。
新しい、SSDにクリーンインストールしたところ問題なく使えています。
ただし、Wi-Fiの動作がおかしく、つながるものの速度が恐ろしく出ないという問題を今でも抱えています。ドライバーの更新やらなんやらしたのですが、使い物にならないので、あきらめて有線LANで接続しています。
正直これなら無線搭載のマザーボードの良さが生かし切れておらず、コスパが悪い状態になっています。
次回以降、mini-ITXで作るなら、 ASRockのX570 Phantom Gaming-ITX/TB3 の変態マザーボードにしようと思います。
なぜか、ソケットがAMDなのに、CPUクーラーの規格がインテルなのか、謎仕様というやつです。
実際の使用感
かなりサクサク動きます。
ただ、小型PCのためファン動作音は気になります。
以前ATXケースの約半分の大きさとなり、部屋の中の存在感や机の上や下、どこにおいても
動かしやすい、邪魔にならないという点は非常に素晴らしいです。
シネベンチR23でも以前のcore7よりもスペックが高いですし、
ブログライティングやネットサーフィンではまったく違和感がないです。
ただ残念なのは、無線LAN速度が1Mbps程度なので、動画再生には難ありです。
これさえ解決したら、快適なPCライフが待っています(笑)
次回に生かそうと思うこと
次回ミニITXのマザーボードを組むときは、順序とパーツ選定に重点的に時間を割きたいと思います。本当に狭いし、ネジを締めこむ・グラボを取り付けるなどがしんどいです。
グラボが邪魔でメモリのスロットのラッチを解除できないので、組みなおしも一苦労です。
一番冷や汗ものだったのが、当初AMD純正のCPUクーラーを使用していたのですが、騒音や熱問題を考慮して換装しようとしたところ、スッポン現象が発生し、危うくCPUピンを折りそうになりました。
インテルとは違い、AMDはCPU側にピンがあるので、本当に危なかったです。
次回以降、組むとすると同じような大きさでお手頃価格なNR200Pにすると思います。
正直縦置きには興味がないですが、ケースのリヤの形状などが異なっているので、P付の強化ガラスモデルのほうを選ぶと思います。
今回の自作PCをして動作自体も早くなり、まったく不自由はないですが、
無線LAN速度と割高感が否めませんので次回からの反省点としています。
皆様もミニITXのケースで自作PCに挑戦してみてはどうでしょうか。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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