ついに、軽量なレインウェアを購入しました。
いろいろなメーカーのものを検討した結果、モンベルに落ち着くことができました。
概要
モンベル公式サイトより
【素材】ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス 2レイヤー
優れた防風透湿性を誇る「ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス(防水仕様)」を使用したレインウエアです。薄く柔らかい素材を使用することで軽量コンパクト性に優れ、柔らかな着心地を実現します。
[表:20デニール・ナイロン・リップストップ]
耐水圧30,000mm以上、透湿性43,000g/m²・24hrs (JIS L-1099B-1法)(参考値)
【平均重量】188g
【カラー】ブラック(BK)、ブルー(CNBL)、イエロー(MST)、ダークグリーン(PIGN)
【サイズ】S、M、L、XL、U/S(海外モデル)、U/M(海外モデル)、U/L(海外モデル)、U/XL(海外モデル)
【特長】ジッパー付きポケット2個(腰2)/K-mono CUT/トライアクスルフード/ロールアップフード/アクアテクト®ジッパー/運動性を高める独自のパターン/浸水を防ぐ接着加工(袖・裾)/ アルパインカフ/裾の調整機能/スマートソーイング/スタッフバック付き/ ネームタグ付き
【収納サイズ】7×7×13cmdehttps://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128648
こちらのレインウェアの特徴は、通常のゴアテックスではなく、ゴアテックスインフィニアムを使用していることで、軽量性とストレッチ性を持たせています。
また、耐水厚はゴアテックスに劣っていますが、透湿性は43000gなので、ゴアテックスよりも汗抜けが良いとスペック上では歌っています。
余談ですが、去年あたりから素材がゴアテックスインフィニアムにアップデートされたのですが、
旧型レイントレッカーは、ゴアテックスインフィニアムではないので、ご注意ください。
触り心地は、シャカシャカ系ですが、かなり薄く、ゴワつきはありません。
また、裏面は、きちんとシームテープにて防水対策もされており、
ジッパーも止水ジッパーになっています。
同じような超軽量なレインウェアの同社バーサライトジャケットとの違いは、前にポケットがないことがあげられます。
こちらは、前にポケットが2つついているのでグローブを収納することができます。
(※ポケット内は完全防水ではありません との注意があります。)
フード部分も、ベルクロテープとバンジーコードに2つで調整可能です。
公式には歌っていないと思いますが、ブラックダイヤモンドのビジョンヘルメットM/Lモデルを着用した状態でも、フードを被ることができました。
参考記事:安全第一 ヘルメット ブラックダイヤモンド ビジョン
付属のスタッフサックは、11グラムです。軽量に仕上がっています。
左袖にゴアテックスインフィニアムの文字があります。
圧倒的な着心地と軽量性を発揮する新素材です。
レイントレッカーを買うべき3つの理由
ここまでは軽量なレインウェアというような側面だけがありますが、強みはそれだけではありません。
圧倒的コストパフォーマンス
まず、こちらのモデルは、税込み15,950円です。
ほかのメーカーのこちらのモデルのような軽量なレインウェアは、もっと値段が高いです。
有名な山と道では、ULオールウェザージャケット30,000円台、
ティートンブロス、ツルギライトジャケットでも同様に、他社ではかなりの高額なギアとなっています。
しかしながら、モンベルは、20,000円以下という圧倒的に優れたコストパフォーマンスを発揮しています。
また、バーサライトジャケットに至っては税込み13,750円なので、コストパフォーマンスの化け物といったところです。
軽量性
軽量性については、さきほどから耳タコな話ですが、よくあるのがスペック詐欺ですので、
実際に計測してみました。
スタッフサック込みMサイズで205グラムなので、205-11=194グラムなので、6グラム重いですね。
公式サイトは、平均重量なので、Sサイズ~XLサイズまでの平均なのかもしれません。
ストレッチ性
いうまでもなく、ゴアテックスのあのゴワつきに比べれば、ウィンドブレーカーなみのストレッチです。
肩を上げる動作も問題ありません。
実際のハイキングに使用しましたが、薄手のわりに防風性が高いので、ウィンドブレーカー代わりにももってこいです。
ここがイマイチ
イマイチポイントですが、やはり、カラーバリエーションです。
4色あるのですが、うち1つはオールブラックです。山用には向きません。
オールブラックはいいのですが、ほかの配色がダサいです。
モンベルによくある水色とオレンジの組み合わせはあんまり好みではありません。
今回は、グリーンを選びましたが、もう少し淡い感じの色でもよさそうです。
また、軽量性を取っているので、生地の厚さが犠牲になっています。
そのため、同社主力のストームクルーザーや最も厚手のレインダンサーよりも耐久性は劣ります。
自分が行く山域の植生(笹や竹の藪漕ぎがないか)や地形を理解して着用する必要があります。
旧レインダンサージャケットとの比較
筆者の持っているレインダンサー(2015年以前に購入)と比較してみました。
スタッフサックの大きさ比較です。
やはり収納性は、レイントレッカーに軍配が上がります。
次に裏面・表面を見てみます。
やはり型崩れしている感じから、こちらのほうの生地のゴワつきを感じていただきたいのですが、
生地の厚さが違いますので、耐久性もありますね。
ただ、肩回りのストレッチは皆無なので、スーツ着てるときの肩の感じとおなじです。
前ポケットもついていますので、利便性はあんまり変わりません。
やはり大きく変わるのは、収納性と重さです。
あえて、スタッフサックに全部収納せずに計ってみました。
というかゴワつきがすごいので、なかなか収納するのが難しいです。
Mサイズで341グラムです。
ちなみに、スタッフサック15グラムです。
昨日紹介したカラカト1本とあんまり変わらないですね(笑)
参考記事【レビュー】ユニフレーム カラカト 折り畳みフォーク&スプーン
純粋なウェアの重量は、341-15=326グラムもあります。
レイントレッカーとの差は、132グラムとなります。
まとめ
軽量かつ低コストなレインウェア、レイントレッカーの紹介でした。
また、収納性も高くスタッフサックがいらないくらい、手でまとめられるので、
ウィンドブレーカーが必要なくなりそうです。
レインウェアかさばり問題は、けっこうあるあるかと思いますので、
軽量なので、低山ハイキングの非常時にしか使わないよっていう方には、オススメのレインウェアとなります。
日本アルプスの稜線上では、ストームクルーザーなどのもう少し厚手のゴアテックス製品を選ぶ方が、安全マージンを確保できると思います。
皆様の行動山域をよく理解して、ギア選択をお願いします。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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