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【レビュー】文房具紹介① 万年筆のすすめ

文房具

筆圧が高くて指いたい・・・

ペンだこがひどい・・・

長い時間ペンを持てない・・・

などそんなお悩みの方は万年筆をお勧めします!

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万年筆だと筆圧がいらない

シャーペンや鉛筆・ボールペンなどの筆記具を使うには、筆圧が必要です。

原理としては、シャーペンは黒鉛(炭素のかたまり)を紙にこすりつけており、

ボールペンは、ペン先についているボールが回ってインクを送り出す という原理となっています。

そのため、どちらもある程度、紙にペンを押し付けなければ筆記ができません。

しかし、万年筆は毛細管現象という液体の性質を利用して、インクを送り出しています。

そのため、万年筆であれば親指と人差し指だけで掴んで、手首を動かすだけで書けちゃいます。

また、万年筆にはペン先と呼ばれる金属があり、あまりにも筆圧が高いとペン先が壊れますので、

強制的に筆圧を下げることができます。

万年筆が自分の癖を学ぶ

ペン先にある超硬い金属の玉があるのですが、これがだんだん削れて行くんです。

そして、自分の癖にあった形になっていき、すらすらと書くことができるようになります。

ただし、これを実感できるのはたぶん無理です(笑)

ただ、ほかの人に使わせるのはやめておいたほうが良いです。

所詮1000円の万年筆といっても、壊されるリスク大です。

自分の好きなインクを使える

万年筆の醍醐味は、好きなインクが使えることです。

いろんなインクが使えます。万年筆クラスタでは「インク沼」という言葉もあるくらいです。

ボールペンだと、替え芯がありますが、万年筆はいろんなインクを使えます。

ボールペンでもローラーボールというインクが使えるものもありますが、

中のインクがすぐ乾き、ボール部分が固着する可能性があるそうです。

おすすめの万年筆

①パイロット カクノ

1000円で買える万年筆入門におすすめです。

まずはこのあたりで万年筆の扱い方をじっくり学んでからのほうが良いと思います。

張り切ってモンブラン・ペリカンなどを購入しても、万年筆自体の特性と合わない可能性もあります。

特に、さっとメモをする、カーボン紙に書くのは向いていません。

ゆっくり、原稿用紙に向き合う・勉強に使うなど、大量かつ長時間の筆記に向いています。

悪いところ

①インク漏れのリスクあり

②インクが渇く

③カーボン紙など筆圧が必要なものの筆記には向かない

長時間の筆記に向くということと、今までの筆記具の主流から外れていったのは、

やはり現代でのすぐ使えるというニーズとのギャップかと思います。

筆圧の矯正をしたいという方・疲れない筆記具を求めているといった方には

十分にメリットを享受できると思います。

まとめ

万年筆は、その特性上筆圧が不要で、長時間の筆記に向くが、

現代のようなスピードを求められる場面でのメモ等には向かない という特徴があります。

ちょっとカッコつけたい とかいう理由でも全然いいと思います。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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