先日のGW前に大峰奥駈道を経由して、近畿最高峰の八経ヶ岳をピークハントしてきました。
登山口へのアプローチ
登山口へは、みたらい渓谷を経由して国道309号線を道なりに行き、行者還トンネルの手前に有料の駐車場があります。みたらい渓谷を過ぎるとかなりの狭い道が続きますので、運転に要注意です。
登山口の手前には登山届のボックスがありますので、各自きちんと届け出てから上りましょう。
道中
道中は川沿いを歩き、途中で川を渡ってからが本格的な急登に
流量が多く、澄んでいたので食事用に採取しました。
まだ少し冬の気配が残っているトレイル。
道中、カメラを出すのが億劫でスマホで写真を撮影しましたが、弁天の森からは気持ちのいいトレイルが続きます。
弥山小屋までの上りは、階段地獄となり、ここにきて足腰に響いてくる構成になっています。
休憩
弥山小屋前にて昼食をとりました。
先日購入したジェットボイルスタッシュを使用してみました。
オレンジ色のスタッフサックは、moyamountain lodge さんのスタッフサックです。
ハイパーライトマウンテンギアのリパックも持っていき、残っていた尾西のアルファ米を食べました。
ジェットボイルスタッシュの沸騰までの時間は、3分ほどで沸騰しており、友人のBRSストーブでは5分ほどかかっていました。
弥山小屋は、冬季の避難小屋としても利用でき中には毛布などがあるとのことでした。
友人は、積雪期に来たことがあるようでした。
休息後、弥山の頂上ピークハントを行ってきました。
頂上ではほこら?がありました。
ついに最高峰へ
弥山から尾根沿いを上り下りをしてついに、近畿最高峰の頂へ。
遠く、紀伊山地の山々を拝むことができました。
頂上には錫杖が鎮座していました。
まだGWだというのに、汗がぐっしょりになり、来ていた山と道Bambooシャツが汗染みだらけに。
やはり、日差しがある場合はミレーのアミアミシャツなどのドライレイヤが必要と痛感しました。
注意点
この山域の注意点は以下の3つです
圏外
まず、309号線のみたらい渓谷を過ぎてからすぐに圏外になります。
筆者はahamoユーザーですが、行者還トンネルの付近に行く前に圏外に。
登っている最中も、ほとんどが圏外のため遭難時に困らないようにココヘリなどの準備を行うようにしましょう
水場のすくなさ
今回は、GWでしたのでそこまで渇水状況ではないですが、
尾根沿いに到達してからの水場はほとんどないといっても過言でないレベルです。
特に大峰奥駈道自体が水場が豊富ではないので、水管理が重要となると思います。
登山口までのアプローチ
そして、六甲山などと違い、登山口へはバスか車のみという僻地さが際立ちます。
帰りに疲れていても運転して帰らなければならないリスクがあります。
まとめ
悪い点もありますが、この山域は非常に魅力的な尾根沿いの道や眺望の良い道が続くので、
一度は歩いてみてほしい道ではあります。
ただし、冬季は積雪量も関西のなかでは多めですし、登山口までのアプローチも長いことから、
無雪期のまだ暑くならない季節がベストと思います。
皆様の山行の参考になりましたら、幸いです。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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